防衛組メンバー(女子)


白鳥 マリア
5月7日生まれ。血液型はB型。5年3組の女子クラス委員で、防衛組では司令官の立場にある。また、バクリュウオー(バクリュウドラゴン)のメインパイロットを務め、他の仲間達のサポートを受けながら、遠隔操縦で参戦する。地球防衛組は、マリアの持つメダルで始動。戦闘中は、ライジンオーに指示を出して、弱気になるクラスメイトに喝を入れるなど、リーダーとしての統率力と人使いの手腕に優れている。表面的な気の強さばかりが目立つが、実はかなり細やかな気遣いと思い遣りの持ち主であり、仲間を思う気持ちは誰よりも強い。それ故か、信頼を寄せた人に裏切られると、ひどく落ち込むと言う弱さを持つ。防衛組での戦いを通じて、徐々に涙もろくなっていったように見える。
邪悪獣発動回数は3回。また、第16話ではバイキンデビル、第23話ではイカルダーと、しばしば邪悪獣の被害にも遭った。父は画家。母はフランス人とのハーフで、マリアは日仏クォーターである。

春野 きらら
9月13日生まれ。血液型はB型。地球防衛組では通信オペレーターと、バクリュウオーのエネルギー吸収機構の操作を担当している。放送委員であり、陽昇学園のアイドルキャスターを自称。校内放送「春野きららのお昼のニュース」のキャスターにして、実況レポーター。更に、「飛鳥親衛隊」と言う、月城飛鳥のファンクラブの隊長も務める。
性格は良くも悪くも積極的で活発。思ったことをそのまま口にしてしまうタイプで、しばしば周囲の者を傷付けてしまう。しかし、裏表のないさっぱりした性格からか、嫌味や悪気を感じることは少ない。
好奇心旺盛で行動力があり、第25話では強奪された金塊のありかをスクープしようと、仁達を引き連れて取材に出かけた。だが、この際に防衛組のピンチを招くなど、少々トラブルメーカー的な存在でもある。邪悪獣発動回数は2回。第48話では、アークダーマを発見している。家族は両親と姉2人。

泉 ゆう
4月11日生まれ。血液型はA型。防衛組では、ライジンオーの合体チェックと、バクリュウドラゴンのセンサー系モニターを担当する。大人しくて内気だが、面倒見はよく、とても真面目な性格。自分に自信がなく、第8話で学芸会の主役に選ばれた時も、台詞を喋ることができなかった。が、この時の戦いを通じて、自分の役割を自覚し、勇気と積極性を身に付けた。また、女子の中では一番背が高く、第47話ではそれを活かし、邪悪獣を誘き出すために大人の格好をして、大介と共に活躍した。
同じ陽昇学園の1年生に、ルリコと言う妹がおり、第30話では、妹の野菜嫌いを直そうと、ニンジンゼリーを作るなど、姉としての優しさも見せている。
両親と妹の4人家族。体が弱いとされるが、劇中では乗り物酔い程度しか、体調に変化はなかった。
ゆうがいなければライジンオーへの合体は不可能で、防衛組の中では最重要人物の一人である。

栗木 容子
3月19日生まれ。血液型はA型。防衛組ではレーダーを担当する。ニックネームは「クッキー」。典型的な幼児体型で、その外見に違わず無邪気。感情の起伏が激しく依存性の強い性格の持ち主である。趣味はぬいぐるみ集めで、ゴキブリが苦手。しかし、皮肉なことに、第11話では、クマのぬいぐるみをきららに馬鹿にされたことから、邪悪獣デッドベアが発動し、第41話では、ゴキブリを迷惑がったクッキー自身の言葉から、邪悪獣ゴキブロンが誕生している。また第41話では、ライジンオーの基地をつきとめんとするタイダーによって、吼児と一緒に誘拐されている。だが、第11話では、他人に支えてもらわなければ、なにもできなかった彼女が、第41話では、吼児を救うべくタイダーに立ち向かい、OVA第3巻ではゴクドーに捕らえられても、涙を見せることはなかった。防衛組の一員として成長していったのは間違いないようだ。両親との3人家族。同じ防衛組の高森ひろしとは幼馴染みである。

池田 れいこ
7月2日生まれ。血液型はB型。防衛組では通信オペレーターを担当している。クラスで一番背が低く、そのことにコンプレックスを感じており、第43話では、邪悪獣ハッカルーを誕生させている。これに加えて、OVA第3巻では邪悪獣ワルドランを生み出しており、邪悪獣発動回数は2回。しかし、第43話では、自ら邪悪獣の被害に遭う形で巨大化し、元に戻るためにハッカルーと戦った。また、第10話において、れいこが防衛組から抜けると、その通常戦力は20%、通信関係能力は60%ダウンすることが明らかになっている。これらのデータを踏まえて、彼女を防衛組の戦力として考えると、重要かつ要注意人物であると言うことができる。
プロレス好きで、プロレスラー・アントニオ稲木のファン。両親との3人家族で、家はガソリンスタンドを経営している。因みに、このガソリンスタンドは、第10話や第17話で、邪悪獣の被害を受けている。

坂井 ときえ
7月1日生まれ。血液型はO型。防衛組では、獣王の各種センサー系モニターと、バクリュウオーのダメージカウンターを担当している。実家は、「陽昇亭」と言う居酒屋を経営。この人々の本音と愚痴が飛び交う家業の手伝いをしながら育った彼女は、気風のいい下町気質の性格となった。
人情に厚く、困った人には手を差し伸べずにいられない反面、思い込みが激しく、喜怒哀楽も思った事も、はっきりと表に出すタイプ。世話好きが高じてお節介になりがちで、しばしば度を越して、他人に迷惑がられている。第36話では、この性格が災いして、邪悪獣オセッカイザーを生み出している。
しかし、お節介焼きの性分は、強い自立心と、旺盛な正義感や義務感の表れでもある。
両親との3人家族。将来の夢は、両親の後を継いで女将さんになることで、自分の店に対する愛着は、両親に勝るとも劣らない。因みに「陽昇亭」は、第7話や第17話で邪悪獣の被害に遭っている。

真野 美紀
10月22日生まれ。血液型はA型。地球防衛組ではライジンオーのエネルギーチェック及び、バクリュウカッターと各種武器のセイフティ管理を担当する。5年3組の飼育委員で、ヤギのキャロルをはじめとする飼育動物の世話をしている。生き物を相手にしているだけに地味な印象を与えながらも、日々やるべきことはやる、真面目なタイプ。しかし、諦めが早く、自分ができないと思い込んでいる物事にぶつかっていく勇気やチャレンジ精神がないため、臆病で、少し暗い性格。また運動が苦手で、更に幼児体験から、大の犬嫌いである。
だが第16話で運動音痴を、第24話で犬嫌いをそれぞれ克服し、防衛組の一員としてではなく、一人の人間として大きく成長した感がある。なお、犬嫌いの克服には、一匹の野良犬が大きく貢献しており、その野良犬は「しっぽ」と名付けられ、美紀の飼い犬となっている。

島田 愛子
8月19日生まれ。血液型はAB型。地球防衛組では、剣王の各種センサー系モニターを担当している。ニックネームは「ラブ」。5年3組の体育委員を務めており、スポーツ万能。抜群の運動神経を持つ美少女である。
責任感が強く、常に冷静沈着。精神的にはクラスで一番大人であり、担任の篠田先生からも「優等生」と評価されている。また、一匹狼的な雰囲気を漂わせているため、劇中、表立って目立つことは最後までなかった。
しかし、第16話における美紀のドッジボール特訓シーンに見られるように、その本質はかなりの「体育会系熱血少女」である。
家族構成は不明。防衛組の中でも、彼女のデータは少ないため、これ以上の分析はできない。

石塚 織絵
1月2日生まれ。血液型はB型。地球防衛組では、鳳王の各種センサー系モニターと、ライジンオーのダメージカウンターを担当している。
食べることが趣味でポテトチップスが好物。故に、他のクラスメイトからは、「ポテト」の愛称で呼ばれている。
「気は優しくて力持ち」。太めの体型のことも、あまり気にしてはいない、大らかな性格の持ち主である。しかし意外に押しが強く、ある意味図々しい部分もあるようで、劇中、飛鳥との単独デートを画策したのは、彼女だけである。
両親との3人家族で、家は「石塚精肉店」と言う精肉店を経営している。また、嘗て「メリー」と言う名の犬を飼っていたが、交通事故に遭い、死んでしまったことが、第6話で語られている。


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