ザウラーズメンバー(男子)


峯崎 拳一(通称:拳一)
11月23日生まれ。血液型はB型。自宅は「峯崎スポーツ」というスポーツ用品店を経営しており、両親との3人家族。ザウラーズではマッハプテラ及びゴウザウラー、キングゴウザウラーのメインパイロットを務める。ザウラーズのムードメーカー兼トラブルメーカーで、校内に隠したスケートボードが原因でゴウザウラーが動かなくなったり、校長先生が大切にしている掛け軸を壊したりと、その被害は多岐に及ぶ。
性格面は、とにかく元気で明るく、運動神経も抜群。その代わりに勉強が苦手で、お調子者で負けず嫌い。それゆえ第33話では、カンニングをしてまでテストでいい点を取ろうとしたが、自分の不正が許せずに、中島先生に謝ったうえで再テストに臨むなど素直な一面も覗かせる。しのぶのことを「オトコ女」と呼び、それゆえ喧嘩も日常茶飯事だが、第45話では歯車大王の機械化光線から、その身を挺して庇うなど、徐々に接し方が変化していった。拳一はこの機械化体験の恐怖に打ち勝ち精神的にも成長した。

立花 浩美(通称:ひろみ)
3月1日生まれ。血液型はA型。ランドステゴのパイロット及びゴウザウラー、キングゴウザウラーのサブパイロットを務める。心優しく大人しい性格で争い事やケンカは大の苦手。その性格ゆえ、ザウラーズ結成当初は、戦いを恐れて参戦することを拒否した。だが、怖さを克服する勇気は確りと持っており、自分の代理でランドステゴを操縦していたクーコのピンチを救って以降は、パイロットとしての自覚を持って機械化帝国に立ち向かうようになる。
マンガが大好きで、自ら作品を書いて雑誌に投稿。その嗜好から発揮される画力は確かなもので、ボンが一目ぼれした少女のモンタージュ画作成の際には、遺憾なくその腕が振るわれた。また、ザウラーズのシンボルマークの意匠もひろみの手によるものである。
母親の小夜子は外科医で、立花家の家事全般はひろみに任せられている。

白金 太郎(通称:金太)
11月14日生まれ。血液型はO型。当初はランドステゴの武器担当であったが、第18話におけるマグナザウラー登場以降はマグナザウラーのパイロットとなり、キングゴウザウラーの登場以降はキングゴウザウラーのサブパイロットとしても活躍する。
黒帯を目指す熱血柔道少年で、根っからの硬派。その性格から「力に対しては力」という考えを持っていたが、電気王の力の前に力では勝てず、心が生み出すパワーによって仲間を救えて以降は、「力よりも心」であると、考えを改めるようになった。また女の子が大の苦手であったが、当初より金太の考え方が間違っていると指摘していた同じザウラーズのユカとは、次第に仲良くなっていった。
第10話では、小学生生活最後の柔道大会において、決勝までコマを進めていたが、仲間の危機を見かねて決勝を辞退するなど仲間思いな一面も持つ。乱暴な性格から徐々に優しくなっていったようだ。

火山 洋二(通称:洋二)
6月28日生まれ。血液型はA型。最初はマッハプテラの情報・分析係だったが、第26話のグランザウラー登場以降は、グランザウラー及び、その変形形態であるグランジェットのパイロットとなる。また、キングゴウザウラーの登場以降は、キングゴウザウラーのサブパイロットとしても活躍を見せる。
家族全員が東大卒という超エリート一家の息子。成績優秀で運動神経も抜群なことから、校内では女子の人気を集めるが、何をするにも先生にお伺いを立てるなど、頼りない一面を持つ。また、趣味の読書を家族に反対されて家出したり、テレビ出演を契機に人気者になったことから、のぼせ上がってしまったりと、思い込みが激しく軽率なところもある。しかし、第22話で機械化獣レドクーバーの動きを止めたり、第26話で機械化獣と化したボウエイガーを奪還したりと、勇気あるところも垣間見せる。
第8話では弥生先生に対して恋心を抱くが、年下には興味がない弥生先生に玉砕している。

石田 五郎(通称:五郎、委員長)
4月22日生まれ。血液型はAB型。6年2組の学級委員長でザウラーズではザウラージェット(後にスーパーザウラージェット)のメインパイロットを務める。更に、サンダーブラキオの砲座手も、彼に与えられた役割で、それぞれのザウラーメカがゴウザウラーへと合体した後は、武器担当となる。普段は真面目な性格だが、逆上しやすい面もあり、一度キレると手がつけられなくなるほどに凶暴化、顔も変形してしまう。そこからついたあだ名は「ばくはつ五郎」である。いわゆる「キレる性格」ではあるが、1993年の現在と、21世紀以降では、「キレる」の持つ意味合いが少々違うことを、ここに補足しておく。
しかし、そんな性格の彼もいざというときには頼れる存在で、第7話では、機械化獣ヘルジャイガーの猛攻でパニックに陥ったクラスを冷静にまとめて見せた。第36話で、ゴウザウラー・マグナザウラー・グランザウラーの3体を見事に操縦し、ザウラーズで最も優秀なパイロットの栄誉に浴している。

長田 秀三(通称:秀三)
1月7日生まれ。血液型はA型。サンダーブラキオとゴウザウラーのメカニックを担当、また、家が自動車整備工場のため、機械いじりを得意としている。
同じザウラーズの教授(小島尊子)と組んで色々と発明などをしているが、その成功例は少なく、仲間内でも秀三と教授の発明品を危険視する声が大勢を占めている。しかし秀三自身は発明の失敗にもくじけることなく、辛抱強い性格の持ち主である。
防衛隊でボウエイガーを開発した際も教授と一緒に行動し、2人で共同開発した「永久機関」をボウエイガーの動力源に使用。そして、機械化帝国との最終決戦の局面では、物質復元装置のパワーアップを図る教授を懸命にサポートし、機械化された太陽系を元の姿に戻すなど、ザウラーズのメカニック担当の真骨頂を見せた。

関 和孝(通称:チョビ)
3月31日生まれ。血液型はA型。合体前はサンダーブラキオの武器、合体後はゴウザウラーのレーダーを担当している。拳一、ボンとは仲がよく、3人揃って「悪戯トリオ」を組んでいる。故にトラブルを起こすこともしばしばで、第12話では校長先生が大事にしている額縁を壊してしまい、それがもとでゴウザウラーをピンチに追い込む場面も見られた。
また、個人的な嗜好面では、常にサッカーボールを持ち歩くほどのサッカー好きであり、俊敏性も抜群のものを持っている。その素早さを買われ、第49話では校舎ごと機械化されたザウラーメカ3体を復活させる間、四天王の注意を引き付けるオトリ役を任された。
更に遊びの開発に関しては天才的なものを持っており、第12話で拳一、ボンと一緒にプレーしていた「バスケットサッカー」も、チョビの考案したものである。

武者小路 叉音泰(通称:ボン)
8月16日生まれ。血液型はB型。ランドステゴのメカニック及びゴウザウラーの第一動力室を担当している。拳一、チョビとは仲がよく、3人で「悪戯トリオ」を組んで一緒に遊んでいることが多い。普段はあまり目立たない存在だが惚れっぽいところがあり、第35話では雨に濡れて髪が乱れたレインコート姿のはるえを美少女と見間違い、思い入れて一騒動を起こした。
勉強は苦手だがスポーツは得意で、足の速さもザウラーズの中では上の方。それ故に、第49話ではその素早さに着目され、機械化されたゴウザウラー・マグナザウラー・グランザウラーを復活させる間の時間稼ぎに、四天王の注意を引き付けるオトリ役を任された。
第12話で校長先生が大事にしている額縁を壊すなど、確かに悪戯は度が過ぎるが、拳一やチョビに比べ、少しおっとりしていておぼっちゃま風なので、彼のあだ名はそこからきているようだ。

藤吉 雅夫(通称:マーボー)
6月10日生まれ。血液型はO型。合体前はマッハプテラの武器を、合体後はゴウザウラーの第二動力室を担当している。大人しく優しい性格の持ち主。食べることが何よりも好きで、暇さえあれば何かを食べており、日曜日には同じザウラーズの大山育代と一緒に大食い大会めぐりをしている。その「食べること」に対する情熱は本物で、恐竜時代にタイムトラベルしたときも、不安にかられるクラスメイトをよそに、何よりも先に空腹を訴え、真剣に食料を探し続けた。結果、恐竜の巣から卵を持ち帰ることに成功したが、その卵から恐竜の赤ん坊が孵化したため、卵を食べることはできなかった。
そして、卵から孵った恐竜の赤ん坊・チビ助になつかれるが、チビ助のためを思って、恐竜の群れの中に返すことを決意し、無理からに追い返す。だが、機械化帝国の苛烈な攻撃と地球の歴史の中で命を落としていく恐竜たちを見て落涙。チビ助との出会いは、確実に彼を成長させた。


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