第39話「おめでたいのは困り物」

歳末の絶対百貨店屋上。そこで、正月を迷惑がる発言にアークダーマが反応し、邪悪獣ガンターンが誕生する。しかしガンターンは邪悪獣であるにも拘らず、破壊活動もせず、ただひたすらに人々の前で傘回しの芸を披露し続ける。そんなガンターンの前に剣王、鳳王、獣王が現れるが、町の人達が悪事を働いていないガンターンを庇ったこともあり、戦闘にはならない。そして、剣王は帰り、鳳王と獣王が様子を見る中、ガンターンは延々と傘回しの芸を続けていった。
ガンターンは見事な傘回しの芸で、一躍、町の人気者となる。だがワンパターンな芸を繰り返したため、人々に飽きられてしまい、ついには酔っ払いに野次られてしまう。この結果、闘争本能に火がついたガンターンは巨大化。手に持つ傘を武器に、町で破壊活動を開始する。しかし、ガンターンの様子を見ていた鳳王と獣王が戦いを挑んできたため、ガンターンも応戦。武器の傘を上手く使ってガンターンは優位に戦いを運んでいく。そして、その戦いをジャークサタン内から見ていたベルゼブは、このチャンスをものにしようと、ガンターンと超次元融合を果たす。
スーパー邪悪獣と化したガンターンは、鳳王と獣王に猛攻を加え、とどめを刺そうとする。だが、そこに剣王が現れ鳳王と獣王を救出。更にバクリュウオーも飛来し、敵は一気にゴッドライジンオーに合体する。
決戦に出たガンターンは、手の門松からホーミングミサイルを速射して、ゴッドライジンオーに対して優位に立つ。
そして、とどめのミサイルを放つが、ゴッドライジンオーはガンターンのボディを利用して、ミサイルを全て叩き落してしまう。
自らの武器で大ダメージを受けたガンターンは、ハイパーサンダークラッシュで爆発四散。
こうして、ジャーク帝国は、またもゴッドライジンオーに敗れてしまうのだった。

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