重要人物

ここでは、ガンバーチームの家族、友人、知人、協力者を重要人物として紹介する。


霧隠 藤兵衛(ゴンザレス)
6月29日生まれ。血液型はB型。虎太郎(イエローガンバー)の父親で、忍者の末裔。
数々の忍術を会得しており、その実力は本物である。
第1話でヤミノリウスと戦うが、その際に呪いをかけられ犬の姿に変貌。第2話でかすみを危機から救おうとした功績により、ゴンザレス(通称ゴン)と名付けられ、霧隠家の飼い犬となった。
秘密のヒーロー・ガンバーチームのよき理解者であり、唯一の保護者。忍者の知恵や技を授けて、度々ガンバーチームの危機を救っている。特に第47話では、魔王ゴクアークの目に手裏剣を命中させて、グレートガンバルガーへの合体のチャンスを与える活躍を見せた。また、第27話ではシノビガンバーを名乗り、虎太郎の代わりにグレートガンバルガーを操縦、超魔界獣キカザッターを倒した。
サンタクロースを心から信じる、純粋な面も持っている。


霧隠 かすみ
9月8日生まれ。血液型はAB型。虎太郎の姉で、青空中学校のバドミントン部に所属。その腕は確かで、“かすみスマッシュ”と言う必殺技を持つ。
男勝りなしっかりした性格。第7話では保育園を手伝って園児たちの世話をするなど、面倒見のいい面も見せている。また、虎太郎との姉弟喧嘩は、日常茶飯事のように多い。
当初は犬と化した藤兵衛を、父とは知らずに嫌っていたが、第2話で危ないところを助けようと、懸命になってくれたことに感激し、ゴンザレスと命名して飼い犬とした。それ以降は、散歩に連れていったり、体を洗ってあげたりと、ゴンの世話をしている。
第33話では、魔法のランプから発せられた魔法光線を浴びて魔導士カスミリウスに変貌。ヤミノリウスを倒し、超魔界獣ラケットンを率いてガンバーチームと対決した。


霧隠 やよい
藤兵衛の妻で、虎太郎とかすみの母親。おっとりした性格の持ち主で、何が起きても動じない。夫の姿が見えなくなったのは、忍者の修行に出かけたからだと思っている。
自宅に隣接する青空保育園の園長先生でもある。

鷹介の父
ブルーガンバーこと、風祭鷹介の父親。第34話と第40話に登場したがそれ以外に出演はなく、一言も喋らなかったため、どのような人物であるかは不明。
正月には家にいたものの普段は見かけることがなかったので、普通のサラリーマンと推測される。

鷹介の母
風祭鷹介の母親で、クラスでも評判の教育ママ。鷹介のことを「ようちゃん」と呼んで溺愛し、将来のことを考えて、様々な塾や習い事に通わせている。また、息子の100点のテストをコレクションするのが趣味で、部屋の壁一面にテストを飾っている。
第47話では、ガンバーチームのブルーガンバーとして、魔王ゴクアークとの最終決戦に臨もうとする息子を、勉強があるから行ってはダメと引き止めようとするも、鷹介の決意は固く、止めることはできなかった。

力哉の父
力哉と哲哉の父親で、「逆転ラーメン」と言うラーメン屋を経営している。大の野球好きで、店をサボって息子の野球の応援に行くため、妻にはその都度怒られている。第19話では氷結したガンバルガーまでラーメンを出前し、魔界獣に特製激辛冷やし中華を食べさせて、魔界獣打倒に一役買った。

力哉の母
力哉と哲哉の母親で、自宅のラーメン屋「逆転ラーメン」を盛り立てる肝っ玉母さん。
店をサボって息子の野球見物に出かける夫には厳しく、度々激怒している。夫婦共働きのため、夫と一緒に出演することが多い。

結城 千夏
12月28日生まれ。血液型はB型。虎太郎の幼馴染でクラスメイト。家は「結城カメラ」と言うカメラ屋でその影響かジャーナリスト志望。学校新聞の記者で、常にカメラを持ち歩き、スクープを狙っている。
好奇心旺盛で、明るい性格の持ち主。忘れ物が多いと言う欠点があり、第3話ではフィルムを、第10話では教科書を全部忘れてきていた。しかしゴウタイガーの発進ポイントが青空公園だと目を付けるなど、なかなかの推理力がある。また、第44話でゴンがガンバーチームに協力しているところを目撃した後は、第45話でゴンの正体が藤兵衛であると看破。更に、第46話ではイエローガンバーの正体が虎太郎であると見破り、ゴクアークとの最終決戦に向かった虎太郎を心配し続けた。
ガンバーチームや魔界獣を特ダネとして追い続けるため、魔界獣の被害や、危険な目に遭うこともしばしば。家族は両親と妹1人で、妹の秋絵もジャーナリスト志望である。

小牧 百合香
5月27日生まれ。血液型はA型。虎太郎達のクラスメイトで、おしとやかな少女。家は「小牧医院」と言う病院で、内科と小児科を専門としている。鷹介の片思いの相手だが、その事には気付いていない。バイオリン教室に通っており、第4話ではそこに行く途中で魔界獣メロディーンに襲われるが、ガンバーチームに助けられた。また、第43話では、父へのプレゼントを買いに、鷹介と出かけた先で、超魔界獣ウェザラーの被害に遭うが、その際にブルーガンバーに救われ、以来ブルーガンバーに憧れるようになる。後にその正体が鷹介だと知り、決戦から無事戻ってきた時には、抱擁して喜んだ。

武田 桂
11月10日生まれ。血液型はA型。虎太郎達のクラスメイトで力哉と共にクラス委員を務めている。
しっかりした性格で、少し頭の固い所もあるが、根は素直で優しい少女である。
防衛隊長官の娘で、父を誇りに思っている。そのため、防衛隊の活躍の場を奪っていくガンバーチームを目の敵にしていた。しかし、第18話でレッドガンバーに危機を救われ、それ以来、レッドガンバーを贔屓するようになり、同時にガンバーチームに対する態度も軟化させていった。
第34話の学芸会では、脚本を執筆すると言った文才を披露。また、泳げないと言う欠点がある。

流崎 哲哉
4月25日生まれ。血液型はAB型。力哉の弟で、青空保育園に通っている。
第5話で活躍を目の当たりにして以来、レッドガンバーの大ファンで、ガンバーチームにイエローガンバー等の固有名称が付くようになったのは、哲哉の発言から。
無邪気で素直な性格だが、少し弱虫な面を持つ。しかし第35話では一人で出前に行こうとするなど強がろうとしている。同じ保育園に通う千夏の妹・秋絵と一緒にいることが多く、第7話では2人揃ってガンバーチームの正体を暴くための人質に利用された。
また第21話では、寝惚けながらもガンバーチームの正体を見て、犬に変えてしまったことがある。
兄の力哉を尊敬しているが、その兄が憧れのレッドガンバーであると言うことには、ガンバーチームが正体を明かすまで気付かなかった。

結城 秋絵
10月16日生まれ。血液型はA型。千夏の妹で青空保育園に通っている。姉と同じくジャーナリスト志望の、好奇心旺盛で元気な女の子。同じ保育園に通う力哉の弟・哲哉と一緒にいることが多く、第7話では2人揃ってガンバーチームの正体を暴くための人質にされた。一つの事しか目に入らず、時に無鉄砲で周りに迷惑をかけることもあり、第26話では、お使いに出かけてタマネギを手に入れたいあまりにガンバーチームと超魔界獣の戦闘現場に割り込んだ。また、第42話では、スクープを撮りたい一心でガンバルガーに乗り、グレートガンバルガーへの合体指令を出して、勝ち名乗りまで上げた。

立花 亜衣子
12月18日生まれ。血液型はA型。青空小学校に勤める教師で、虎太郎達のクラスである4年1組の担任。合気道の達人で、第25話では、チンピラや超魔界獣を、第41話では、ヤミノリウスを投げ飛ばして見せた。
思い込みが激しく、根からの悪人はいないと言う信条を持ち、理想の男性はジャーナリスト。
第38話で、記憶を喪失し、人間体・闇野響史の姿になったヤミノリウスを助けるが、この際に自称とは言えジャーナリストの闇野に思いを寄せるようになる。
その後、第41話において闇野響史=ヤミノリウスであることを知り、大きなショックを受けるが、それであきらめることなく、逆にヤミノリウスに改心するようにしつこく迫った。
大魔界との戦いが終わった後に、その思いは報われた。

荒木 源蔵
青空小学校の前に位置する駄菓子屋「元気堂」の主人で、野球チーム「青空ゲンキーズ」の監督を務める荒木純の父親。店舗や自らが魔界獣の被害に遭う事が多く、驚くと入れ歯を落とす。第18話の「夏休み肝試し大会」や第40話の「新年こどももちつき大会」に参加するなど、行事には協力的。

荒木 純
駄菓子屋「元気堂」を経営する源蔵の息子で、予備校通いの浪人生。虎太郎達の所属する野球チーム「青空ゲンキーズ」の監督を務める。
第25話でチンピラを撃退した虎太郎達の担任・亜衣子先生に恋をするようになり、同話では「ホワイトガンバー」を名乗って、超魔界獣から亜衣子先生を助け、ガンバーチームの勝利にも貢献した。
また第38話で亜衣子先生の理想の男性がジャーナリストであると知り、将来はジャーナリストになると決心するが、結局この恋は、片思いで終わったようだ。

武田防衛隊長官
防衛隊の長官を勤める人物で、虎太郎達のクラスメイト・桂の父親。娘を非常に可愛がって甘やかしており、第5話では娘のクラス委員選出記念にケーキを購入。第17話で南の島へ家族旅行に行った際には、ヘリコプターを娘の迎えによこした。また、第18話では「夏休み肝試し大会」に、第40話では「新年こどももちつき大会」に参加するなど、学校行事には協力することが多い。
魔界獣が現れる度に防衛隊を率いて出動。第14話では新兵器の電撃ネットで魔界獣に挑むなど努力はしているものの、魔界獣の前では大抵無力であり、あまり成果は上がらない。
ガンバーチームを良く思っておらず、馬鹿にした言動も多かったが、最終的には協力的になった。
第9話ではグラウンドを巡って青空ゲンキーズと野球で対決し、サヨナラ本塁打を浴びて敗戦投手。
前作の『ライジンオー』に引き続いての登場で、次回作の『ゴウザウラー』にも出演している。

エルドラン
太古から地球を守ってきた光の戦士。第1話で封印を破ったゴクアークを再封印するが、一瞬の隙をつかれて魔導士ヤミノリウスIII世を人間界に放たれたため、それに対してガンバルガーを派遣。偶然コアロボを発見した虎太郎、鷹介、力哉の3人をガンバーチームに任命し、ガンバルガーを託した。
その後も大魔界でゴクアークと戦い続け、第21話では白い竜の姿で激戦を繰り広げたが敗北したため、ガンバーチームにゲキリュウガーの卵を授け、ゴクアークと戦うための力を与えた。
第47話ではグレートガンバルガーに敗れたゴクアークを太陽に沈めた。その正体は不明。


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