第7話「酔っぱらいにはご用心」

ある夜、一人の酔漢を迷惑がる発言を受け、アークダーマが邪悪獣ビッグタイガーに変化する。
ビッグタイガーは、誕生するとすぐに行動を開始。自らの学習対象となった酔漢から酒を奪って、それを飲み干すと、酒に含まれるアルコール成分を燃料として火炎を放射し、暴れ始める。
その頃、ベルゼブの宇宙戦艦では、ジャークレーダーが、ビッグタイガーの誕生を知らせていた。タイダーは戦艦内で酒を飲み、完全に酔っていたが、ベルゼブに促され、出撃していく。
一方、酒を飲み続けるビッグタイガーの前には、剣王、鳳王、獣王が現れる。まだ成長していない邪悪獣を倒してしまおうとする剣王たちに対し、ビッグタイガーは火炎を放射。見事に遁走を果たす。その後、ビッグタイガーはタイダーと合流。地中移動能力を活かして、神出鬼没に次々と酒蔵や酒屋を襲撃し、酒を強奪していく。
その目的は、邪悪獣の体内に酒を溜め込み、巨大なアルコール爆弾と化させ、陽昇町を壊滅させる作戦を実施することにあった。
作戦は順調に進行していたが、ビッグタイガーは防衛組・仁の誘き出し作戦にまんまとはまり、姿を現してしまう。
そこへ剣王、鳳王、獣王が現れ、戦闘を余儀なくされたビッグタイガーは、ジャークパワーを照射されてパワーアップする。
ビッグタイガーは、戦闘を始める前に、戦場近くにあったビール工場を襲撃すると、ビールを飲んで燃料を補給。背中から火炎放射を行い、優勢に戦闘を展開するが、敵もライジンオーに合体する。
決戦に出たビッグタイガーは、火炎放射や牙を武器に戦うが、重力波に拘束されて、爆発しても町に被害の出ない高空まで運ばれる。そこで必殺のゴッドサンダークラッシュを受けて、ビッグタイガーは大爆発と共に四散してしまう。こうして、作戦は失敗に終わるのだった。

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