第29話「出現!スーパー邪悪獣」

宇宙戦艦では、ベルゼブがワルーサから一刻も早く三次元を制圧するよう、命令を受けていた。これに対してベルゼブは、自分には必勝の作戦が準備できており、これを用いて打倒ゴッドライジンオーを成し遂げて見せると宣言する。
その頃、地球では、タバコの投げ捨てを迷惑がる発言から、邪悪獣スイガラーが誕生していた。スイガラーは自分の持つタバコを次々と投げ捨て、一晩で10件以上の放火事件を引き起こすと言う成果を上げる。
そして、巨大化を果たしたスイガラーは、陽昇公園で暴れ始める。
そんなスイガラーの前に剣王が現れたためスイガラーは戦闘に突入。スイガラーはタバコミサイルを発射して優位に持ち込むが、そこに鳳王・獣王・バクリュウオーが合流し、敵はゴッドライジンオーに合体する。
そこにベルゼブがジャークサタンで参入。必勝の作戦を発動させる。その作戦とは、新戦法・超次元融合によって、ジャークサタンと邪悪獣が合体。その結果、生み出されるスーパー邪悪獣の力をもって、ゴッドライジンオーを打倒するものであった。
究極のスーパー邪悪獣へと変貌したスイガラーは、ファイナルファイヤーすら熱線で相殺。ゴッドライジンオーをタバコの煙で拘束し、まさに打倒ゴッドライジンオーを成し遂げんとする。
しかし、仁の従弟・陽太郎に気を取られた一瞬の隙に、ゴッドライジンオーは公園の池の水を利用した竜巻特攻を敢行。その攻撃によって、スイガラーは吹き飛ばされ、タバコの煙の拘束も断ち切られてしまう。更にゴッドライジンオーの新兵器・ゴッドライジンソードから発動された新必殺技・ハイパーサンダークラッシュの前に、スイガラーは爆発四散して砕け散る。
こうして、あと一歩のところで作戦は失敗し、ジャーク帝国は、またも敗れてしまうのだった。

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