第30話「邪悪獣はおともだち?」

野菜嫌いの防衛組のゆうの妹・ルリコの野菜を迷惑がる発言に、アークダーマが反応。邪悪獣ベジベジが誕生する。ベジベジはピーマンの本体とニンジンの分身に分離。本体は自分を生み出したルリコについていく。そして、ベジベジの本体は、ルリコの嫌いなニンジンゼリーを食べたことから、「妖精さん」とルリコに信じ込まれ、可愛がられるようになる。
その夜、ベジベジの分身は陽昇学園の給食室に侵入して野菜を食い荒らしていた。そこへタイダーが現れベジベジの分身を回収することに成功。更にベルゼブの命を受けたタイダーは残る本体を探しにいく。
翌日、ベジベジの本体は邪悪獣としての狂暴性を徐々に露にしていき、ルリコのもとを飛び出して、八百屋や畑を襲撃する。やがて巨大化するベジベジ本体だったが、その前に剣王・鳳王・獣王が現れる。そこにベルゼブとタイダーが出現。タイダーにより、分身と合体したベジベジ本体は、完全体となる。そして敵もライジンオーに合体し、戦闘が開始されていく。先手を打ったベジベジは、口から種を放出して、それから伸びる蔦でライジンオーの動きを封じることに成功する。
これをチャンスと見たベルゼブはジャークサタンで参戦。ベジベジとの共闘で、ライジンオーを追い詰めていく。そしてジャークサタンがとどめを刺そうとした瞬間、バクリュウオーが飛来してジャークサタンを跳ね飛ばし、ライジンオーを窮地から救ってしまう。
しかし未だにベジベジを「妖精さん」と信じるルリコが、ライジンオーとバクリュウオーの前に立ち塞がる。これを活かしたベジベジは、ルリコを庇ったバクリュウオーを殴り飛ばし、ジャークサタンと超次元融合して、パワーアップすることに成功する。だが、これによってルリコがベジベジ=邪悪獣と認識してしまう。更に、敵もゴッドライジンオーに合体してくる。
決戦に出たベジベジはピーマン型の分銅をゴッドライジンオーに巻き付け、そのエネルギーを奪おうとする。そして一気にとどめを刺さんと、ジャークサタン頭部ユニットからジャークフレアーの攻撃を加える。
しかし、ゴッドライジンオーに分銅を断ち切られ、ベジベジはゴッドハイパーフラッシュで大ダメージを与えられてしまう。更に、ハイパーサンダークラッシュを受けたベジベジは、爆発四散して消滅する。
こうして、ジャーク帝国は、またしてもゴッドライジンオーに敗れ去るのだった。

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