第31話「激闘!チャンネル争い」

ある日、防衛組のヨッパーの家では、ヨッパーとその父親がチャンネル争いを続けていた。これに苛立ったヨッパーの母親がテレビを迷惑がる発言をしたため、邪悪獣テレノドンが誕生する。町に出たテレノドンはタイダーと合流。自らの放送局としての能力を披露する。タイダーはこれを利用して、手始めに、ゲームや玩具がタダで貰えると言う偽情報を流し、子供たちを騙すことに成功する。この結果、情報操作による世界の混乱を狙ったベルゼブの命を受けたタイダーは、テレノドンを引き連れてテレビ局へと向かう。この際、邪悪獣オーピーが大波海岸で暴れていると言う偽情報を流し、ライジンオーの注意を逸らすと言う周到な作戦展開を見せる。狙い通り、剣王・鳳王・獣王の3体は、大波海岸に向かい、その隙にテレノドンはテレビ局を占拠することに成功する。そして、巨大化して全国ネットに規模をパワーアップさせたテレノドンはより広範囲に偽情報を流し始める。同時に三国山に邪悪獣オーピーが出現したと言う偽情報を流し、こちらにバクリュウオーを向かわせて、敵の戦力を分散させることも実行した。計画を順調に進めるベルゼブは、敵の戦力が分散しているうちに、偽情報を流して、人々を混乱させるようテレノドンに命令する。が、そのテレノドンの前に、ヨッパーからテレノドンの存在を知らされたライジンオーがやってくる。ライジンオーは、テレノドンに攻撃を仕掛けてくるが、テレノドンはリモコンでライジンオーを捕らえて、体内の異次元空間に閉じ込めることに成功する。これを見たベルゼブはジャークサタンに搭乗。自分たちに有利なテレノドンの異次元空間でライジンオーを倒すべく、異次元空間に入っていく。ジャークサタンはテレノドンの異次元空間にてライジンオーを圧倒。優勢に戦闘を展開する。
一方、現実世界では、ライジンオーを救うためバクリュウオーがテレノドンに戦いを挑んでくる。応戦するテレノドンだったが、バクリュウカッターでリモコンを奪われてしまい、ライジンオーを現実世界に戻される。更に敵はゴッドライジンオーに合体してくる。これに対してジャークサタンもテレノドンと超次元融合を果たし、ここにゴッドライジンオーとテレノドンの決戦が開始される。テレノドンはジャークビームで攻撃。ファイナルファイヤーも吸収して、ゴッドライジンオーを追い詰めていく。しかし、とどめに放ったジャークビームをゴッドハイパーフラッシュで相殺されたことから、ゴッドライジンオーに反撃に転じられてしまう。結局、ハイパーサンダークラッシュを受けて、テレノドンは爆発四散。
こうして、情報操作による世界制覇を狙った作戦は失敗に終わり、ジャーク帝国は、またも敗れた。

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