第41話「絶対無敵の大誘拐」

ライジンオーのパイロットが「地球防衛組」を名乗る子供たちであると知ったベルゼブは、防衛組メンバーの誘拐計画を立てる。防衛組の一人を誘拐してライジンオー基地の場所を聞き出そうと言う腹積もりである。この命令を受け、直ちに出撃するタイダー。
その頃、地球では、防衛組・クッキーの、ゴキブリを迷惑がる発言を受けて、邪悪獣ゴキブロンが誕生していた。ゴキブロンは、ゴミ捨て場のゴミを大量に摂取して、急速に成長を遂げていく。
一方、作戦を開始したタイダーは、誘拐する防衛組メンバーをクッキーに決定。老婆に化身してクッキーに接触したタイダーは、たまたま通りがかった吼児共々、クッキーを誘拐することに成功する。
その頃、町には巨大に成長したゴキブロンが出現していた。暴れるゴキブロンの前に剣王と鳳王が現れるが、タイダーが吼児を誘拐したためパイロットのいない獣王は現れない。このためゴキブロンは剣王と鳳王に対して、優勢な戦闘を展開する。これをチャンスと見たベルゼブはジャークサタンに搭乗。ゴキブロンとの共闘で、剣王と鳳王を追い詰めていく。
一方タイダーは、ゴキブリを使ってクッキーからライジンオー基地の場所を聞き出そうとしていた。しかし、吼児の機転によって聞き出しには失敗する。更にタイダーは、隙をつかれて吼児とクッキーに逃げられてしまう。なんとか吼児を捕まえるタイダーだったが、防衛組の使命感に燃えたクッキーが吼児を救出。そこに篠田先生たちが駆けつけ、タイダーは吼児とクッキーに脱出される。果たして、戦場に獣王が現れ敵はライジンオーに合体する。これを受けてベルゼブも超次元融合を行い、ゴキブロンをスーパー邪悪獣へとパワーアップさせる。その直後、バクリュウオーが戦場に飛来し、敵はゴッドライジンオーに合体してくる。決戦に出たゴキブロンはゴッドライジンオーに組み付いて、溶解液で攻撃する。だが至近距離からゴッドハイパーフラッシュを撃ち込まれたゴキブロンは、ハイパーサンダークラッシュで爆散してしまう。結局、基地の場所も聞き出せず、作戦は失敗に終わった。

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