第46話「タイダー地球人になる」

ジャーク要塞。地球征服が進まず苛立つベルゼブは、緊張感のない副官タイダーの姿に激怒する。
ベルゼブに地球人にでもなってしまえと怒鳴られて傷心のタイダーは、要塞を飛び出していく。そしてあてつけに、本当に地球人になろうと仕事探しをするタイダー。しかし、その異様な外見が災いして、どこに行っても追い返されてしまう。
この際、タイダーを不審人物として迷惑がる声に、アークダーマが発動。邪悪獣オジサーンが誕生する。オジサーンは、邪悪獣としての本能のまま、迷惑行為を繰り返していく。
一方、タイダーは、なかなか仕事に就けないでいたが、日向ストアーの店頭でアルバイト募集の貼り紙を見つけ、雇われることになる。偶然にも日向ストアーは防衛組・仁の実家であった。だが、もはや防衛組なんてどうでもいいと考えるタイダーは、仁と一緒に酒の配達に出かける。そして配達が一段落し昼食を食べ終えたタイダーは、仁の煽てに乗って邪悪獣の秘密…アークダーマの存在と邪悪獣発動のキーワードを教えてしまう。
その頃、迷惑行為を繰り返していた邪悪獣オジサーンは、巨大化を果たし、暴れ始めていた。そんなオジサーンの前に、鳳王、獣王、バクリュウオーが現れるが、オジサーンは爪楊枝ミサイル、鼻糞爆弾、鼻毛爆弾を駆使して、優勢に戦闘を展開する。
ここでジャークサタンがオジサーンに加勢。一方、剣王が戦場に到着したことで、敵もライジンオーに合体してくる。果たしてライジンオー対ジャークサタン、バクリュウオー対オジサーンの戦闘が繰り広げられるが、ジャーク帝国側が劣勢となる。
そこで、ジャークサタンはオジサーンと融合。スーパー邪悪獣へとパワーアップを遂げる。これに対して、敵もゴッドライジンオーに合体。決戦が開始される。
オジサーンは、目潰しフラッシュと俊敏性を武器にゴッドライジンオーに挑むが、常時劣勢を呈し、川岸へと追い詰められてしまう。その時、苦戦のオジサーンを見るに見かねたタイダーが駆けつけ、ベルゼブに川水を利用するように叫ぶ。それを聞いたベルゼブは川水をオジサーンに噴射させて、ゴッドライジンオーを後退させることに成功する。
そして、タイダーを回収したオジサーンは、鼻糞爆弾で反撃に出る。
しかし、その鼻糞爆弾をゴッドライジンタイフーンで返され、オジサーンは自分の武器で大ダメージを受けてしまう。
満身創痍となったオジサーンは、ファイナルファイヤーで爆発消滅。
こうして、ジャーク帝国は、またも戦いに敗北してしまうのだった。
なお、ベルゼブと衝突してジャーク要塞を飛び出していたタイダーは、ジャーク帝国に自分の居場所を見つけ、元の役職に復帰している。

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