第49話「出現!ジャーク帝国」

前戦において、地球にばら撒いたアークダーマの大半を失ったベルゼブ。そんなベルゼブに、ワルーサは最後のチャンスとして、グレートジャークサタンと言う戦力を与える。力を得たベルゼブは、ライジンオーとの最終決戦を決意する。
総攻撃を開始したベルゼブは、まず、陽昇町上空にジャーク要塞を出現させ、その底部からジャークエネルギーのオーロラを放ち、陽昇町一帯を持ち上げる。そして、陽昇町ごと、ライジンオーを次元の彼方に消してしまおうと言うのが、ベルゼブの最終作戦である。
その作戦を阻止しようと、要塞に向かって飛行してくるゴッドライジンオー。ベルゼブはグレートジャークサタンに搭乗し、ゴッドライジンオーに最後の戦いを挑む。ジャークエネルギーのオーロラの中…即ちジャーク空間内では、ゴッドライジンオーは力を出し切ることはできない。そのためグレートジャークサタンは、ファイナルファイヤーすら弾き、ジャークフレアーでゴッドライジンオーを追い詰めていく。
更にゴッドライジンオー最強の必殺技・ハイパーサンダークラッシュを、新兵器・ジャークフェンサーで完全防御したグレートジャークサタンは、ゴッドライジンオーにとどめを刺そうとする。
ところが次の瞬間、武器を失ったゴッドライジンオーは、グレートジャークサタンを道連れに、オーロラの下へと落下する。予想外の戦法ではあったが、この衝撃でエネルギーを使い果たしたゴッドライジンオーは、各メカに分離。特に、大きなダメージを受けたバクリュウオーは、機能停止状態に陥り、無傷のグレートジャークサタンは絶対有利となる。
なおも向かってくる鳳王と獣王を、軽く蹴散らしたグレートジャークサタンは、残る剣王にダメージを与えていく。
そして、自分たちの勝利を宣言して、剣王のパイロットである仁に降伏を勧告するベルゼブ。しかし、仁が降伏を拒否したため、グレートジャークサタンは、最後の一撃を加えんとする。だが、その時、鳳王と獣王がグレートジャークサタンを強襲。獣王のフレイムランスによって、グレートジャークサタンはジャークサーベルを折られてしまう。
更に、剣王によって、ジャークサーベルを体に突き立てられたグレートジャークサタンは、自らの武器で致命的なダメージを負い、大地に倒れる。
グレートジャークサタンの敗北を受けて、皇帝ワルーサは自ら三次元に出陣するのだった。

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