第10話「ガソリンが消えた町」

姫木先生のガス欠車を迷惑がる発言を受けて樹上のアークダーマが発動。ガソリンを栄養分とする邪悪獣アブラーへと変貌を遂げ、行動を開始する。
アブラーはまず姫木先生の車に忍び込み、そのまま車と一緒にガソリンスタンドまで移動。ガソリンスタンドに到着すると同時にマンホールから地下に潜り込み、ガソリンスタンドのガソリンを全て平らげて、その場を後にする。その後、下水道を移動中にタイダーと合流。タイダーの命令を受けたアブラーは、陽昇町のガソリンを全て奪うために暗躍を始める。
アブラーの能力は素晴しく、一晩で陽昇町からガソリンを消失させることに成功。ガソリンを奪うと同時に成長、巨大化したアブラーは続いてガソリン輸送車を襲撃する。そしてその逃亡の際に防衛組のれいこを捕らえて体内に取り込み、以降は姿を晦ませる。だが、れいこの持つライジンメダルから微弱な電波が発せられていたため、アブラーは剣王たちに発見されてしまう。
しかし、アブラーは、現れた剣王たちには目もくれず、海上のオイルタンカーを襲撃せんとする。それを阻止しれいこを救うべく、剣王たちは再三の妨害行動に出てくる。その結果、剣王の手によってれいこを救出されてしまう。
なおも剣王と獣王の2体を相手に旗色の悪いアブラーだったが、ここでベルゼブにジャークパワーを照射され、パワーアップを果たす。
狂暴化したアブラーは、ゲル状のボディで剣王の攻撃を全て受け流し、目標であるオイルタンカーを襲撃しようとするが、剣王と獣王が執拗に妨害に出てくる。更に敵は、ライジンオーへと合体し、あくまでタンカー襲撃を阻止せんとする。そんなライジンオーに対し、アブラーも口から火炎を放射して応戦するが、ライジンブーメランで頭部を切断されてしまう。続いてゴッドサンダークラッシュを受けたアブラーは爆発四散して消滅してしまい、ジャーク帝国は、またも敗北を喫するのだった。

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