第12話「プールはアツイドン」

季節は夏。その夏と言う季節自体を迷惑がる発言にアークダーマが反応。真夏の太陽を学習し、邪悪獣アツイドンが誕生する。小型の太陽とも言えるアツイドンは、まず、陽昇町の温度を摂氏38度まで上昇させて、一日で10人以上の日射病患者を発生させると言う成果を上げる。そして、タイダーの命令を受けたアツイドンは、陽昇町の水を全て沸騰させる作戦を実行に移す。
その第一段階として、水道水を沸騰させて、町をパニックに陥れることに成功したアツイドンは、次に陽昇ダムに現れ、作戦をより大規模なものにしようとする。しかし、アツイドンの能力にも限界があるのか、ダムの水はなかなか沸騰しない。そこでベルゼブからジャークパワーを照射され、パワーアップするアツイドン。成長体となったアツイドンは、一瞬でダムの水を沸騰させる。
作戦は順調に進んでいたが、その前に剣王たちが現れたため、アツイドンは戦闘態勢に入る。
熱線を放ち、有利に戦いを運ぶアツイドンだったが、一瞬の隙をつかれてライジンオーへの合体を許してしまう。それでも自らの戦闘能力をフルに発揮するアツイドンは、ライジンブーメランを跳ね返し、更にはライジンオーに組み付き、熱で溶かさんとする。が、ライジンオー逆襲のパンチを受け、アツイドンはライジンオーから離れてしまう。決戦に出たアツイドンは、ダムの水を蒸発させ、その水蒸気を隠れ蓑に攻撃を展開。最後の抵抗を試みるも、レーダーで位置を読まれてしまい、ゴッドサンダークラッシュの前に敗退する。アツイドンを失ったことで、作戦は敢えなくピリオドを打つのだった。

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