第13話「赤ちゃんを取り戻せ!!」

防衛組の佐藤大介の弟であるミク郎の泣き声を迷惑がる声にアークダーマが反応。ミク郎とその乳母車をモデルとして、邪悪獣ヨナキングが誕生する。その翌日、行動を開始したヨナキングは、街中で悪戯を繰り返す。
一方、タイダーはヨナキングを一旦は発見したものの、その後は完全に見失っていた。そんな折、ヨナキングのモデルとなったミク郎の乗る乳母車を発見したタイダーは、ヨナキングと間違えて、ミク郎を連れていく。だが、流石にミク郎が邪悪獣にしてはおかしいと感じるタイダー。そこに本物のヨナキングがやってくる。更にタイダーは、邪悪獣が分裂したと勘違いするも、指揮官たるベルゼブとファルゼブから、ミク郎が地球人の幼生体であると告げられ、漸く真実を理解する。そのやりとりをよそに、ミク郎の泣き声に反応したヨナキングは巨大化。ミク郎を人質に、本格的な破壊活動を開始する。しかし剣王、鳳王、獣王の3体が、人質の救出と破壊活動の妨害に現れる。戦闘に入ったヨナキングは持てる戦力を存分に活かして、剣王達に対して優位に立つ。一気に勝負を決めようと判断したベルゼブはジャークパワーを照射。ヨナキングは成長体へと変貌を遂げる。狂暴化したヨナキングは、火砲を放って攻撃を加えるが、敵もライジンオーに合体してくる。しかしミク郎を人質に取っている以上、ヨナキングがアドバンテージを奪っているのは、動かしようのない事実であり、案の定、ライジンオーはヨナキングを攻撃できない。だが、大介の妹であるタイ子が、ミク郎を救出にやってくる。それに対し、作戦の邪魔はさせまいと、タイダーが人質の救出を阻止せんとする。ヨナキングは、人質作戦が功を奏して、ライジンオーに対して優勢なまま戦いを運んでいく。タイダーもタイ子を追い続けるが、その一方で意を決したライジンオーが盾を翳してヨナキングに突っ込んでくる。更にライジンオーは、そのまま盾から重力波を発射して、人質を救出してしまう。人質と言うアドバンテージを失ったヨナキングは稲妻ゴッドサンダークラッシュを受けて爆死。ジャーク帝国は、またも敗北するのだった。

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