第15話「マッハ9で飛べ!」

ある夜、飛行機が民家に墜落する。翌朝、その家の主人が飛行機事故を迷惑がったため、邪悪獣スカイダーが誕生する。高速飛行型の邪悪獣スカイダーは、まず、旅客機のエンジンを突き破って破壊し、海上に不時着させると言う成果を上げる。その後、町に現れたスカイダーは、ビルや給水タンクを破壊して、ついには巨大化を果たす。そんなスカイダーの前に、剣王と獣王が現れるが、鳳王は姿を見せない。機動力で勝るスカイダーは、剣王と獣王を完全に翻弄して、この場は引き上げる。
その翌日、町に再び飛来したスカイダーは、風圧だけで車を横転させる等の被害をもたらす。順調に破壊活動を行うスカイダーだが、前日に続いて剣王と獣王の応戦を受ける。しかし、機動力で劣る剣王と獣王は、スカイダーの敵ではなく、スカイダー有利のまま戦いは進んでいく。だが、そこに鳳王が合流してきたため、一転して形成不利になるスカイダー。そこでベルゼブが登場。スカイダーにジャークパワーを照射してパワーアップさせる。狂暴化したスカイダーは、鳳王と熾烈な空中戦を展開。マッハ8の速度で成層圏まで飛行するが、マッハ9のスピードを出した鳳王のカッターミサイルを受け、地上に向けて墜落を始める。だが成層圏からスカイダーが地上に墜落すれば、その衝撃で町全体を破壊することが可能である。しかし、鳳王が墜落していくスカイダーに追いついて衝撃を抑えたため、その目論見も水泡に帰してしまう。敵がライジンオーに合体したことで、決戦に突入するスカイダーだったが、ゴッドサンダークラッシュを受けて爆死してしまう。ジャーク帝国は、またも敗北するのだった。

次の話へ

前の話へ

サブタイトル一覧へ戻る

「ジャークファイル」トップへ戻る