第21話「敵はライジンオー!?」

地球の衛星軌道上に浮かぶ要塞では、ベルゼブが皇帝ワルーサから新たな力を授けられていた。
一方、地上で邪悪獣を探していたタイダーは、偶然未発動のアークダーマを発見、回収することに成功する。新たな力を得たばかりのベルゼブは早速そのアークダーマを使用し、最強の邪悪獣・ジャークライジンオーを誕生させる。ジャークライジンオーは、手始めに、お菓子倉庫を襲撃。大量のお菓子を強奪していく。この際、その姿を目撃されるが、周囲の人々は本物のライジンオーの仕業と思い込み、ライジンオーの信用失墜と言う成果も上げることができた。次にジャークライジンオーは、三次元世界制圧のために、防衛隊の司令基地を襲撃。戦車や戦闘機を次々と破壊して、作戦は順調に進んでいた。だが、その前に本物のライジンオーである、剣王・鳳王・獣王が出現し、基地の破壊を阻止せんとする。しかし、戦力で勝るジャークライジンオーは、剣王たちを圧倒する。そこで、敵もライジンオーに合体してくる。
ここに相対したライジンオーとジャークライジンオーは、戦闘を開始するが、同等の能力を持つため、なかなか勝負はつかない。ここでベルゼブは、ワルーサから授かった新たな力である、「破壊帝王」ジャークサタンに搭乗し、自ら戦闘に参加する。
2対1と数でも有利になったジャークサタンとジャークライジンオーは、2体がかりでライジンオーを攻撃。絶対的なチャンスを掴み、ジャークサーベルでとどめを刺さんとしたその時、姫木先生の操縦する戦車が、偶然ジャークサタンに砲撃。ジャークサーベルを折られてしまい、その時に生じた隙に乗じて、ライジンオーに反撃に転じられてしまう。
結局、ジャークライジンオーは、ゴッドサンダークラッシュで爆発四散してしまい、ジャークサタンは、退却を余儀なくされる。
ジャーク帝国は、あと一歩のところで勝利を手にすることはできなかった。

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