第34話「スキーはサムイドン」

家族とのスキー旅行が吹雪のために中止となってしまった防衛組・飛鳥の、吹雪を迷惑がる発言にアークダーマが反応。邪悪獣サムイドンが誕生する。
その夜、サムイドンは大吹雪を発生させ、陽昇町を豪雪の中に閉じ込めると言う成果を上げる。しかし翌日、サムイドンが陽昇町に積もらせた雪は、剣王・鳳王・獣王や、町の人々の手により除雪される。三次元人の好きにはさせまいとするベルゼブは、除雪作業を阻むようサムイドンに命令を下す。それを受けたサムイドンは巨大化して、除雪する人々を、かまくらの中に閉じ込めていく。そして、剣王のパイロットである仁と、鳳王のパイロットである飛鳥を、かまくらに閉じ込めることに成功した。
なおも町で暴れるサムイドンは、自らの前に立ちはだかる獣王との戦闘に突入。サムイドンは、吹雪攻撃や体当たり攻撃で獣王を圧倒するが、飛来してきたバクリュウオーには苦戦する。ここで、邪魔者を抹消せねば作戦は進まぬと判断したベルゼブは、ジャークサタンで参戦。バクリュウオーに一撃を見舞い、サムイドンと超次元融合して、一気に勝負に出る。
スーパー邪悪獣と化したサムイドンは、ツララミサイルと吹雪攻撃で、バクリュウオーと獣王に対して優勢に戦闘を展開する。だがそこへ、かまくらから脱出した仁の剣王と、飛鳥の鳳王が合流。敵は、ライジンオー、更に、ゴッドライジンオーに合体してくる。サムイドンは、ゴッドライジンオーに雪玉を発射。ゴッドライジンオーの周囲の温度を低下させてゴッドライジンオーの翼を氷結させる。そして一瞬の隙を狙ってツララミサイルを発射するが、全てあと一歩のところでかわされてしまう。しかもゴッドライジンオーは、かわしたツララを自らのスキー板とストックとして利用し、雪上を高速移動しはじめる。足部をスキー状に変え、後を追うサムイドンだったが、飛鳥に操縦が変わったゴッドライジンオーのスキーテクニックには及ばず、自らの武器でダメージを受けてしまう。更に、ゴッドライジンオーの猛攻を受けたサムイドンはハイパーサンダークラッシュで爆散。ジャーク帝国は、またも敗れ去るのだった。

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