第35話「消えたコマンダー」

ある夜、停電を迷惑がる声にアークダーマが反応し、邪悪獣デンキーが誕生する。
次の日の夜、タイダーと合流したデンキーは、送電線から自らの栄養である電気を吸収し、成長していく。これを見たベルゼブは、デンキーを使った電気奪取作戦を画策する。
そしてその翌日、巨大に成長したデンキーは、ジャークサタンと共に、おのぼり山の麓の発電所を襲撃するが、そこに鳳王と獣王がやってくる。邪魔をされる前にデンキーは発電所の電気を吸収、体内に電気を蓄え、戦闘態勢に入っていく。
先制攻撃を仕掛けたジャークサタンは、ジャークミサイルを鳳王に命中させることに成功。一方、デンキーは獣王のアンカーホーンを腕に巻き付けられるものの、それを利用して電気を流し獣王にダメージを与えていく。優勢に戦いを運ぶジャークサタンとデンキーだったが、そこに剣王が合流してくる。
これに対してジャークサタンはデンキーと超次元融合を果たしてパワーアップする。すると敵もライジンオーに合体せんとするが、パワーアップしたデンキーは手に携える蛍光灯から放電しライジンオーへの合体を見事に阻止する。そして、身動きの取れない剣王たちを串刺しにしようとするが、戦場に飛来した、ヨッパーの祖父が操縦する風神号に気をとられた間に、バクリュウオーに剣王たちを救出されてしまう。更にヨッパーの祖父から消火器による攻撃を顔面に受けたデンキーは、その隙にライジンオーに合体される。怒れるベルゼブは風神号を攻撃するが、風神号最後の特攻を受け、強力なダメージを被り、果てにはゴッドライジンオーに合体されてしまう。
そこで勝負に出たデンキーは放電攻撃を行うがゴッドライジンシールドに完全防御されてしまい、逆にゴッドハイパーフラッシュで大ダメージを食らう。そして満身創痍となったデンキーはファイナルファイヤーの直撃に爆発消滅する。
こうして、電気奪取作戦は、音を立てて崩れ去るのだった。

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