第37話「落書きたちの反乱」

落書きする仁たちを注意した、矢沢校長の説教を受けて、アークダーマが発動。邪悪獣ラクガキングが誕生する。行動を開始したラクガキングは、落書きを実体化させる特殊能力を駆使。次々と落書きを実体化させて、街中で暴れさせていく。実体化した落書きたちはあらゆる攻撃を受け付けず、陽昇町は落書きによってパニックに陥っていった。
一方、ラクガキングはタイダーと共に、実体化させるための次なる落書きを探していた。そして漸くマリアの思い出の落書きを、1つだけ見つけることに成功する。
その頃、町では落書きたちと剣王たちの戦闘が開始されていた。しかし落書きたちには如何なる攻撃も通用しないため、落書きたちは有利に戦いを運んでいく。更に、ラクガキングにより、実体化したマリアの落書きも戦闘に加わり、ますます落書きたちが優勢となる。
これをチャンスと見たベルゼブは、ラクガキングを嗾け、更に、自らもジャークサタンで参戦する。敵もライジンオーに合体してくるが戦局はジャーク帝国側優位のまま変わらず、落書きたちの活躍によりバクリュウオーとライジンオーの動きを封じることに成功する。そしてジャークサタンがライジンオーにとどめを刺そうとしたその時、バクリュウオーがパーツ毎に分離して、ジャークサタンとラクガキングを跳ね飛ばし、ライジンオーを救出してしまう。その後、一旦戦場を離れたバクリュウオーは、マリアの落書きを消し実体化した落書きを消滅させてしまう。これによって落書きたちの弱点が敵に発覚してしまい、町の人々の手により、次々と落書きは消去。落書き軍団は全滅する。
ライジンオーに形勢逆転されてしまったジャークサタンは、ラクガキングと融合。一方、敵もゴッドライジンオーに合体し、決戦に突入する。ラクガキングは、手に携えるクレヨンを駆使して、ゴッドライジンオーに攻撃を仕掛ける。しかし戦闘力の差は如何ともしがたく、結局、ハイパーサンダークラッシュを受けてラクガキングは敢えなく爆散してしまう。ジャーク帝国は、またしても惨敗してしまうのだった。

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