第9話「超能力でミラクル野球」

深夜。活動を開始したヤミノリウスは、水中魔界獣辞典からカニ魔界獣を召喚した。だが、そのカニ魔界獣は掌サイズの小さな魔界獣だったため、ヤミノリウスはカニ魔界獣に何ができるのか疑問を抱く。
翌日、闇野響史の姿で道を歩きながら、カニ魔界獣を使った作戦を考えていたヤミノリウスは、ゲンキーズと防衛隊がグラウンドの使用権を巡って争っているところに遭遇。その争いにレッドガンバーが加わり、ゲンキーズに加担する一部始終を目撃する。何故レッドガンバーが現れたのか、その詳細は分からなかったが、ヤミノリウスはこの事態を利用してレッドガンバーを倒す作戦を思いつく。
早速その作戦を実行に移したヤミノリウスは、防衛隊と、レッドガンバーを加えたゲンキーズで野球の試合を行い、勝った方がグラウンドを使えると言うのはどうかと提案する。更に、長官の土下座とレッドガンバーの正体を明かすことを、各チームが負けたときの条件としてルールに付け加え、これを長官とレッドガンバーが承諾したため試合が開始される。闇野が審判を務める防衛隊とゲンキーズの試合は、初回から大人の力が爆発した防衛隊が3点を先制する。その裏、ゲンキーズの攻撃に、イエローガンバーとブルーガンバーがゲンキーズのメンバーとして登場すると、先頭打者のイエローガンバーは第一打席でランニングホームランを打ち、2番に入ったブルーガンバーはデッドボールで出塁する。続いて3番を打つレッドガンバーの強烈なファウルを2球見せられた闇野は、なんとかレッドガンバーを抑える方法はないかと考えた結果、カニ魔界獣をグラウンドに放つと、その泡でレッドガンバーを滑らせて三振に打ち取ることに成功する。このカニ魔界獣を使った妨害が奏功し、最終回まで防衛隊がゲンキーズをリードする展開となる。なんとか防衛隊を勝利させて、レッドガンバーの正体を白日の下に晒したい闇野は、レッドガンバーの最終打席もカニ魔界獣に妨害させ、2ナッシングまで追い込むが、そこでカニ魔界獣に気付いたゴンが、グラウンドに乱入してくる。
これに驚いたカニ魔界獣が、泡を大量に噴出したため、グラウンドは泡だらけになり、試合は中断してしまう。思わぬ邪魔が入ったことで実力行使に出た闇野はヤミノリウスに戻るとカニ魔界獣をブクブークにパワーアップさせる。そして、ガンバーチームの前に姿を現したヤミノリウスは、杖を使ってレッドガンバーのマスクを取ることに成功するが、大量の泡に隠れられて正体を見られぬままレッドガンバーにマスクを取り返されてしまう。
そこで、ヤミノリウスは、ブクブークに攻撃命令を出すが、グラウンドの泡はキングエレファンの放水で流されてしまい、更にはコアロボに揃い踏みを果たされる。戦闘を開始したブクブークは、弾力性に富む泡でコアロボを包み込むと、両手の鋏で電撃を加えるが、防衛隊の攻撃にコアロボを救出され、新ガンバー忍法・キングウェーブアタックによって大きなダメージを与えられて、ガンバルガーに合体を果たされてしまう。
ブクブークはガンバルガーに対しても泡攻撃を仕掛けるが、それをジャンプで回避されるとガンバースラッガーで両手の鋏を潰されて、更にガンバーファイナルアタックを受けて爆散してしまう。
こうして作戦は潰滅し、またもガンバーチームに勝利することはできなかった。
なお、防衛隊とゲンキーズの試合はその後再開され、レッドガンバーの代わりに打席に入った力哉の逆転満塁サヨナラホームランによって、ゲンキーズが勝利している。

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