珍しく白昼に実体化したヤミノリウスは、水中魔界獣辞典からヤドカリ魔界獣を召喚した。しかしその直後、授業のために子供たちが理科室へとやってきたため、ヤミノリウスと魔界獣は素早く外へと出ていく。そして、行動を開始した魔界獣は、あらゆる物にヤドカリの節足を生やし、歩かせる能力を発揮してまずは元気堂の菓子類を歩かせる。この行為が小さな混乱しかもたらさなかったため、ヤミノリウスは魔界獣に、もっと自分が驚くようなことをやって見せるよう命令。これを受けて、魔界獣は電柱を歩かせるが、本当に自分自身が驚いただけだったため、ヤミノリウスは魔界獣を叱責する。 度重なる失策に、魔界獣は反省したのか、今度は青空小学校の校舎を歩かせて、青空町を混乱に陥れる。それでも不満なヤミノリウスは魔界獣にもっと大きな物を歩かせるように指示。時を同じくして、青空小学校の校舎が歩いた事件にガンバーチームが出動してくる。だが、ガンバーチームの到着と同時に校舎が歩みを止めると、ガンバーチームの前に姿を現したヤミノリウスは、更なる混乱を起こすことを予告する。その予告通り、魔界獣の力によって大きな揺れと共に青空町自体に足が生えると、青空町は海に向かって歩き始める。 この事態に、ガンバーチームはガンバルガーに搭乗すると、青空町を止めようとするが、歩く青空町の前に無力なガンバルガーは、青空町の足に蹴飛ばされると、分離して海に落下する。 いよいよ海が近くなり、慌てる人々の様子を見て嬉々とするヤミノリウスは、邪魔者のガンバルガーを倒すべく、魔界獣をヤドリールにパワーアップさせる。ヤドリールは海から這い上がってきたコアロボを見つけると、高い防御力を武器にして攻撃を加えていく。しかし、ガンバー忍法・ゴウフレームアタックを受けて倒れた際に隙が生じてしまい、ガンバルガーに合体を果たされる。決戦を迎えたヤドリールは腕を射出して攻撃するものの、それを取られて海に放擲されてしまう。だがヤドリールはガンバルガーを海に落下させると得意の水中戦に持ち込み、激闘を展開していく。そしてヤドリールとガンバルガーが海中に消えて暫くして後、俄に穏やかだった海面が盛り上がってくる。これに、ヤドリールの勝利を確信するヤミノリウス。しかし、海中の戦闘を制したのはガンバルガーであった。 結局、ヤドリールはガンバーファイナルアタックの前に砕け散り、それと同時に青空町に生えていたヤドカリの節足も消滅する。ヤミノリウスはガンバルガーへの怨みの言葉を残して飛び去っていくのだった。また、海中に沈みかけていた青空町は、ガンバルガーによって元に戻された。 |