| 虫眼鏡を入手したヤミノリウスはこれを使って人間界を混乱させようと考え、魔法のランプでレンズ魔界獣を誕生させる。行動を開始した魔界獣は手始めに青空児童公園でサッカーをしていた哲哉の靴を巨大化させて、子供達を驚かせる。そして町に出た魔界獣は、町中の物を無差別に巨大化させて町をパニックに陥らせるが、その過程で鷹介の100点のテスト用紙も巨大化させる。時を同じくして、人々を救助するため、ガンバーチームが出動してくるが、巨大化した自分のテスト用紙を発見した鷹介（ブルーガンバー）は、テスト用紙を入手すべく、その前に急行。テスト用紙は、強風で飛ばされてしまうが、鷹介はゲキリュウガーに搭乗すると、テスト用紙を手中に収めることに成功する。そんなゲキリュウガーの様子を見ていたヤミノリウスは、その行動を理解することはできなかったが、１体だけのゲキリュウガーを倒すチャンスと見ると、レンズ魔界獣を超魔界獣レンズドンに強化させる。 レンズドンは、ゲキリュウガーからテスト用紙を奪うと、それを盾にしてゲキリュウガーを嬲るが、そこにゲキリュウガーの救援に現れたガンバルガーとリボルガーのダブルパンチを食らい、テスト用紙を手放してしまう。 そこでレンズドンは、テスト用紙を拾おうとしたゲキリュウガーを目からの光線で攻撃するが、この光線の効力で、ゲキリュウガーは巨大化してしまう。巨大化したゲキリュウガーは宇宙に飛び出し、これを追ったレンズドンは、宇宙空間で戦闘を展開。眼鏡型ミサイルと巨大化光線を併用し、ゲキリュウガーにダメージを与えるが、巨大化した眼鏡型ミサイルを、ゲキリュウガーがパンチで破壊した結果、ゲキリュウガーは更に巨大化し地球と同サイズになってしまう。この事態にレンズドンは巨大化光線を鏡に反射させて、自らもゲキリュウガーと同じ大きさになると、俊敏な動作と破壊光線で優勢に戦いを運んでいく。 しかし、遂にゲキリュウガーの光線に捉えられたレンズドンは、太陽に叩き込まれて大ダメージを受けてしまい、同時にレンズドンもゲキリュウガーも元の大きさに戻る。 満身創痍のレンズドンは、なおも眼鏡型ミサイルでガンバーチームに攻撃を加えるが、ドラゴンサンダーフラッシュを受けて爆散してしまう。魔界獣を倒されたヤミノリウスは、ガンバーチームに対する怨みの言葉を残して退却するのだった。 なお、巨大化した町の物は、魔界獣の死と共に元の大きさに戻った。 |