第41話「愛した人は魔法使い」

魔界獣の元を探すヤミノリウスは、掃除機を見るや作戦を思いつき、掃除機魔界獣を誕生させた。その作戦とは、掃除機魔界獣の強力な吸引力で、各人が一番大切にしている物を奪い取ると言うもので、作戦を実行に移した掃除機魔界獣は、次々と人々が大事にしている物を奪っていく。
一定の成果を上げた掃除機魔界獣は、作戦をより大規模なものにするべくヤミノリウスによって超魔界獣スイトッターにパワーアップされる。
スイトッターは町に現れると、多くの人々から大事な物を奪っていき、この際に図らずも力哉と鷹介のガンバーブレスとガンバーコマンダーも奪い取った。そして、空中を飛行しながら大量に物品を奪ったスイトッターは、人間がどんな物を大切にしているのか見てみたいと言うヤミノリウスの意向を受けて広場に着陸すると、これまでに奪った物を全て放出した。
ヤミノリウスは、広場に放出された物品を見ると、一旦はガンバーブレスとガンバーコマンダーを手にするが、それを子供の玩具と判断してしまう。そんなヤミノリウスの前にゴウタイガーが現れるが、ヤミノリウスは奪い取った物品を盾に利用すると、スイトッターにゴウタイガーを吸い込ませようとする。しかし、そこにやってきた柔道着姿の亜衣子先生に放り投げられたヤミノリウスが、スイトッターに吸い込まれそうになったため、吸引するのを止めさせた結果、虎太郎(イエローガンバー)に、ガンバーブレスとガンバーコマンダーを取り返されてしまう。
そして、ガンバーチームはガンバルガーに搭乗し、スイトッターはこれと戦闘を開始すると、吸引力と光線を併用して戦い、ガンバーチームが呼び出したリボルガーとゲキリュウガーすら吸引して、優勢な戦闘を展開していく。
一方、ヤミノリウスは、亜衣子先生と対峙するが、以前、どこかで会ったことがあるような気がしてならない。そしてそれは、亜衣子先生が一番大切にしていた物…闇野響史の写真を見たことで、完全に思い出され、亜衣子先生が闇野を愛していると知ると、ヤミノリウスはその恋心を弄び、自分が闇野だと明かす。この事実に、亜衣子先生はショックを受けて泣き出し、相手をするのが面倒になったヤミノリウスは、スイトッターにガンバルガーを吸い込むよう命令する。
だが、逆襲に転じたガンバルガーのガンバーフラッシャーによって、腕を潰されたスイトッターは吸引力を失い、更に、急降下パンチによってボディを破壊され、リボルガーとゲキリュウガーを救出されてしまう。
満身創痍となったスイトッターは、ガンバーファイナルアタックを受けて爆発四散。すると魔界獣が奪い取った物品は各人の元に戻った。
そしてヤミノリウスは、ショックから立ち直った亜衣子先生の説得から逃げるように去っていくのだった。

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